『八くずし』
手紡ぎ・手織り:
織り織り坊主
羊
濃茶:ボーヤファーム
白:こどもの国牧場
ガパオパンちゃん
丁寧に織られたマフラーです。紳士用にも婦人用にもお使いいただけるデザインです。
sold out
この『算崩し』という織物をご説明するため
ネットで、調査しましたら
weblioに以下の記載がありました。
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平織組織で経(たていと)と緯(よこいと)の色の配列のしかたにより表われる文様の一つ。
三筋ずつ縦横に石畳のようにした縞または模様をいう。
唐桟(とうざん)などに用いる。算木崩し縞。さんくずれ。
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や、やばい!!
作品は三筋ではなく、八筋にしてしまった。
なので、正確には、『なんちゃって算崩し』または『算崩しもどき』と
名前を変更した方がいいと思われます。
一度は三筋で織ってみたのですが
ちょっとインパクトに欠けるし、初めての展示会なので
盛りに盛って、八筋にしてしまいました。
なので、名前を付けるならば、『八崩し』が正解なのでしょう。
*その後、もっとよく調べたら、きもの用語大全に
『三崩し文』の説明があり、四筋のものを『四崩し』という旨の記載を発見し
あながち、間違っていない気がしてきました。
この『八崩し』の織物は、
一見複雑そうに見えますが、織り方は一番シンプルな平織りなのであります。
縦と横の筋が、上下に入り組んで見えるので、複雑そうな組織に
見えますが、トリックアートならぬ、トリック織物なのです。
ただ、織物をよ~く見て頂くと、
白と黒色の糸を交互に入れて織っていきます。
これは簡単そうに見えて、手間は、2倍かかるのです。
いちいち緯糸を入れる杼(シャトル)を黒用と白用に持ち替えて織るので、
リズムが取りにくく
普段は、速いテンポのロックミュージックなんかをBGMに、
スカーン、シャンシャン、パッ!!
スカーン、シャンシャン、パッ!!
と軽快に織るのですが、
この織物は、そういう訳にいかず、
どうやらレゲエのリズムが合う織物なのです。
この織物を見て、なんとなくレゲエの音楽が頭の中に流れたあなたは、
作品を見抜く力がある人です。
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