『黒君と茶色君のショール』
手紡ぎ・手織り:
織り織り坊主
羊
濃茶:ボーヤファーム
茶:世界のめん羊館
すっぽりと身体を包める大判のストールです。
生地の厚みもあり、暖かいです
このショールは、題名のように黒色の羊さんと
茶色の羊さんの羊毛でできています。
この色は、染めているのはなく、羊毛そのものの色になります。
黒色の羊さんというと、黒い顔の『ひつじのショーン君』を思い出しますが
彼は、顔や手足が黒いだけで、毛は白色です。
黒君と茶色君は、訳あって個体のお名前は無いのですが
どちらも北海道の子になります。
この展示会の構想が立ち上がり、国内の羊さんの羊毛を探していました。
白い羊さんは、よくいるのですが
色の付いているカラードと呼ばれる羊さんは、
なかなか見つかりませんでした。
あまりにも情報がなかったので、
カラード羊毛は諦めていたのですが
当展示会の倶楽部長(ぽわぽこさん)から、
どうしても手に入れたい、と強い要望があり、
ツイッターを見たら、偶然にも売っていました。
普段は、ツイッターで売っていないので
タイミング的に、かなりラッキーだったと思います。
入手したカラード羊毛は、白い羊毛にアクセントをつける意味合いでしたので
少量を全員の作家さんに配布しました。
少量の配布だったので、私の手元には、かなりの量があり
さて、この大量の黒い羊毛をどうするか???
ということで、黒を基調としたショールを作りました。
織り方は、綾織で右斜めと左斜めを交互にジグザグ模様を付けています。
黒と茶色なので、あまり模様が見えませんが、、、
よく見て頂くと、ジグザグしているのがわかります。
このジグザクの段数にも、ちょっとした工夫があるのですが
それは、お気付きになられた方が、
「あっ、わかった!!」
とニンマリして頂き、他言無用でお願いします。
とある秘密結社の暗号を解く数字ではないので
ご安心下さいませ。
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